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はじめに 吉本(吉本隆明)さんの世界を学んでいこうとするときに、できたら吉本さ んのいくつかの語彙を解説してくれる辞書みたいなものがあればいいのになあ と思っていました。それでまずは、私自身で少しづつでもやっていこうかなと はじめました。吉本さんの独特の言葉を探しだし、それがどの著作にのってい るのか、いつの年代の発言なのかということを記していきました。そしてその 一つ一つの語彙に関する私の簡単なコメントも述べてきました。私はそれを柏 市民ネットというパソコン通信の場で、「周の吉本隆明語彙集」として披露し てきました。 これが100とか200たまったときに、印字して友人に配ったところ、そ れを聞いた他の友人からも、それを求められました。「しかし、こんなにやっ ていると、本当なら吉本さんに一度ことわるべきだよな」と思いながらも、私 には私の尊敬する吉本さんを私ごときのことで煩わせる勇気がなくて、そのま まになってきました。 それがたくさんの方のご好意で、こうしてホームページというかたちで発信 することになりました。実は吉本さんにこれを印字したものの一部を見せてく れた方がおりまして、吉本さんから「もっと全部読みたい」というようなコメ ントがあったということで、それでさらにそれを見ていただき、「それなら、 いっそホームページを作って、そこで披露していこう」という気になりました。 どなたかがこれを読まれまして、「この語彙言葉は、もうすでにこちらの書 籍にのっている」とか、発行年月日が違うとかいろいろと気がつかれたことが ありましたら、私にまでメールください。再び確認しまして、訂正していきた いと考えます。また私も今後も、いくつもの吉本さんの語彙言葉を自分なりに 解釈して、このホームページで述べていきます。こうして吉本さん理解のため のよりよい資料を作っていきたいと考えます。 年代別になった目次で語句のリンク先に行きますと、吉本さんの語彙とその 出典が判ります。そしてそのあとに私周のコメントが書いてあります。この部 分はいらないのじゃないか、と思われるむきもあるかもしれませんね。とにか く、これからもこうして書いてまいります。(2000.08.21) 最初は以上のように「吉本隆明語彙集」と呼んでおりましたが、このホーム ページで披露して、すぐに「吉本隆明語録」と名前を替えました。ところが、 吉本さんご自身が「語録というと、『毛沢東語録』を思い浮かべるからね」と 言われたということをおききしまして、実は私はもうどうしたらいいのか判ら ないくらい動揺しまして、考えに考えたあげく「吉本隆明鈔集」としました。 略して「隆明鈔」です。これはもちろん「歎異鈔」を真似た命名です。この名 称にしたのは1999年2月27日のことです。前日から丸一日考え込んでい たのを思い出します。でもこれなら吉本さんも納得してくれるのじゃないかな と思っています。(2001.12.11) この「隆明鈔」も、現在460を越えるの吉本さんの言葉をあちこちから抜 き出してきています。これからも吉本さんの書かれた本を読んで、その中の言 葉を抜き出していきたいと思っています。 それにしても、私はこうして毎週の「マガジン将門」にこの「吉本隆明鈔集」 をUPするのに、吉本さんの本をいくつも読んでいます。そのときにどうして もいくつものページを読んでしまっています。 これからも、この「吉本隆明鈔集」は私の命が続く限り書いてまいります。 (2005.11.27) |
更新日:2006年10月08日